皆様こんにちは。 人間哲学研究室 室長の又爺(またじい)です。
今回は、私の人生を格段に変えた「重度アトピーの克服」について解説していきたいと思います。
又爺は幼少期から、特に幼稚園時代は重度のアトピー性皮膚炎に悩まされておりました。
それはそれは酷いアトピーで、痒さに我慢が出来ず常にボリボリと全身を搔きむしって
傷口はグジュグジュになり、血だらけの全身を包帯でグルグル巻きにしていました。
今回の記事で
幼少期から青年期、大人になるまでのほとんどを、どの様にアトピーと向き合って生きてきたのか
そして、どんな強力なステロイド剤(副腎皮質ホルモン剤)を使っても一向に良くならなかった又爺のアトピーが何故、奇跡的に軽度の手荒れレベルとなったのか。
なるべく薬に頼らない思考法を、アトピーに苦しむ全ての方々にお届けしたいと思います。
*これは又爺の個人的見解を多く含み、治癒を約束するものではありませんが、実際の経験を記事にしておりますので、参考の一つにして頂けたら幸いです。
人生観を変えたアトピー
目次
私、又爺が3歳くらいのころから発症したと両親から聞かされているアトピーですが、幼心にも両親の大変さは感じておりました。
常に身体中から血が出ている私のことを、どうして愛せるでしょうか?
普通に子育てをするだけでも大変であることに加えて、重度のアトピー。
そんな自分でも悲しいくらい「厄介者」だったとネガティブに考え、必要以上に自己卑下していた私でしたが
両親は特に私を甘やかすことなく、しっかりと愛情を持って厳しく躾けながら育てて下さいました。
これだけでも本当に感謝してもしきれません。
アトピーを治療するために毎週、毎週、皮膚科の専門家医がいるクリニックへと車で連れていく両親。
幼心にも通っていたことやその時の状況はよく覚えております。
今でも特にしっかりと覚えているのは
皮膚科のクリニックの中に書かれていた一文。
「お父さん、お母さん、あなたも主治医です。」
この言葉が持つ重要な意味は、毎日永遠と続く両親の、私への献身的な介抱から、しっかりと伝わっており、「自分には同じようなことは大人になっても出来ない」「大人になることは大変なこと」と痛切に感じました。
それだけ両親が私に対して行って下さったケアは永遠と続いたのです。
僕は両親の姿を見て尊敬する気持ちの反面「僕が大人になって自分も同じことが出来るだろうか?」と深く考え
「僕には決して出来ない」「大人になることとは大変なことと向き合うこと」「人生とは辛いこと」
この様にネガティヴに思考する様になり
「大人になったら死のう」と幼稚園時代に考えるようになりました。
アトピーが「自殺」を考えた全ての原因ではありません。
「この世に生まれたことは辛いこと」
「もっと沢山の困難が待ち受けている」
「大人になればなるほど辛いことがある」
6歳頃、又爺は確信をしました。
そして
「30歳になってまだ生きていたら死のう」
その様に幼稚園児の時に決断したのです。
これについては又爺のプロフィールでも触れておりますので、又爺の歴史も含めてご覧頂けると幸いです。
さて、三人の子供たちの父親となった現在、つくづく両親の偉大さが分かるようになりました。
ただでさえ大変な子育てに加えて「重度のアトピー」
どんなに大変だったか、想像するだけで疲弊します。
当時、考えられる治療は全てやり切って頂いたと思っておりますし、両親に対しては本当に感謝してもしきれません。
しかしながら、なかなか症状は改善されず、私は何処かで「一生続くもの」と覚悟をして生きていたように思えます。
病気の辛さから学んだこと
30年以上前の当時はまだまだアトピーに対する社会的認知が低かった様に思えます。
幼稚園の友達のお母さんからは
「伝染るかもしれないから、治ったら一緒に遊んでね」
ん?伝染る?いや、これは伝染らない病気と先生が言っていたぞ?
幼稚園児だった私は頭の中で大きく反発をしていた。
私は、この様な本当に酷いことを言われ、ショックながらも精一杯に強がっていたことを覚えています。
さらっと書きましたが、言われた瞬間のことを今でもよく覚えております。本当にショックでした。
幼いながら私は
「きっと僕は何か悪いことをしたから罰を受けているんだ。」この様に思う様になりました。
特段に信仰心がある訳でない普通の家庭環境で育ちましたが、仏壇や神棚がある昔ながらの実家で育った関係で私は、異様に「死後の世界」や「輪廻転生」に興味を持っていました。
そして、その様な環境の中で私は、自身が被っている重度のアトピーを先述した様な
「前世での悪い行いによる罰」と
頭の何処かでこの様に考える様になりました。
そして、自分という人間と向き合うことで少しずつ
身体的に成長するにつれ、ホルモンのバランスが変わったのと、スポーツを始めたことで皮膚の状態が一時的に良くなり始めた時がありました。
発汗による体内温度の調整
もともとあまり汗をかかなかった又爺は、体温調整が上手く出来ず、常に身体中が熱く、火照っている状態が続いておりました。
内なる熱いマグマが常に身体中を巡っている感じです。
「るろうに剣心」という漫画に出てきた「志々雄 真実」をご存知でしょうか。包帯に巻かれた姿も、身体中が常に熱い状態も、同じようなイメージです。
又爺は8歳から自分の意思で近所の剣道場に通い始めたのですが、この頃から少しずつアトピーが良くなってきました。
剣道を通して「汗をかくこと」を身体が覚え始めると、徐々に体温調節がうまく出来る様になってきて、体内にある熱が体外へと放出され、それが功を奏したのか、アトピーの症状が和らいできたのです。
症状は少しづつ良くなりましたが、完治には程遠く、痒さに耐えながらの剣道は、非常に辛いものがありました。
しかし、塞ぎがちであった又爺にとって剣道とは
自らを研鑽するスポーツであり、精神性を磨く上で非常に有効的でした。
何よりアトピーであることへのコンプレックスが、私にとっては大きく、ネガティブな思考に陥りやすい状況が多々ありましたが、剣道を通して前向きで強い精神を培った様に思えます。
前向きな精神性の研鑽
剣道は8歳から高校まで約8年ほど続けましたが、やはり「強い気持ち」を養うことが何よりも大事であると実感しました。
強い自分とは、「何事にも負けない心」のことを言います。
自分の内面を磨き、どんな困難も前向きに捉えるたびに、人の心は強くなって来ます。
皮膚がボロボロでも、心を磨いて高い精神性を保つことが、とても大事であると学びました。
しかし、そうは言っても、身体が痒いことに変わりはありません。
それから30歳半ばまでは毎月皮膚科に通い、ステロイド剤の塗り薬と保湿剤、抗アレルギー剤を処方してもらっていました。
食生活の改善による症状の変化
30歳で結婚した又爺は、料理が得意な嫁さまの手料理で、一人暮らし時代である20代の食生活の乱れが大幅に改善されました。
幼少期から10代の時は実家暮らしで食生活は安定していたものの、重度のアトピーはどんな健全な食事を摂取しても症状が、改善されることはなかったため、20代は食生活が体調にきたす影響をあまり考えずに過ごしておりましたが、これは完全な間違えでした。
食生活が改善された又爺に訪れたのは皮膚の状態と体調の変化です。
バランスの良いものをしっかりと摂取することで、生きる上で必要な栄養素を偏ることなく摂取できる様になりました。
食生活は本当に大事で、脂っこい食べ物ばかり摂取したり、野菜を摂らなかったりすると血液が濁り、身体の機能を低下させることがあることを、身をもって体感したのです。
幼少期の健全な食生活がアトピーの状態を左右しなかったのは、症状があまりにも酷かったため、食生活の良し悪しが皮膚の状態に関与する隙間がなかったのだと推測しています。
30代になり「治ることなら何でもしたい」これぐらい真剣に考えていた又爺は、しっかりと食生活の改善にシフトしていくことを決めました。
しかし、これで完治に至るわけでなく、幾分と皮膚の状態は良くなりましたが、月一回の皮膚科通いは続き、季節によって悪化したり良くなったりをずっと繰り返しておりました。
30代後半になり、子供を3人授かる父親となったある時から
幼稚園時代に常に考えていたこと
「人は何故生きるのか」
「人は死んだらどうなるのか」について再び深く考えるようになりました。
何故アトピーになったのか
私は「何故、自分はアトピーなのか」その根本的な理由を頻繁に考える様になったのですが
様々な論文やネットなどの情報から自分なりに考え抜いた結果
「スピリチュアリズム」という思想に一つの答えがあるのではないかと、辿り着いたのです。
テレビ番組「オーラの泉」などでご出演されていました江原啓介さんは、イギリスで本格的な「スピリチュアリズム」を勉強なさり、日本におけるスピリチュアリストの第一人者とされております。
江原さんの説いたスピリチュアリズムも非常に勉強となり、生きる指針の一つにもなり得ましたが
世界で最も有名な
イギリスの有名なスピリチュアリズムである
「シルバーバーチの霊訓」にたまたま検索していたネットの中で出会ったのです。
「シルバーバーチの霊訓」との出会い
シルバーバーチはあの世の世界にいる霊の名前です。
これはWikipediaにも詳しく載っておりますが、シルバーバーチと呼ばれるグレイトスピリッツ(大霊)と呼ばれる古代霊(大昔に人間だった霊)を交霊会(霊と交信する会合)で、霊媒(霊を憑依させる)にシルバーバーチが憑依し、霊媒がシルバーバーチに代わって人間の質問に答える集まりがありました。
この霊媒の方は「モーリス・バーバネル」という男性なのですが、何とシルバーバーチはあの世の世界で、バーバネルが生まれるもっと前から、この世での一連の交霊会を計画し、1920年からバーバネルが死ぬまでの約60年間に渡り、「生きること」「死んだ後のこと」「宇宙の真理」など様々な霊的真実について人々に説いてきたというのです。
一方、反対に、キリスト教では「輪廻転生」と呼ばれる概念はありません。
キリスト教が世界を席巻している中、シルバーバーチの霊訓では、日本人に馴染みのある「輪廻転生」を説いていました。
魂の生まれ変わりはある、という考えです。
又爺の過去ブログでも「あの世とこの世」について詳しく解説してありますので、是非そちらもご覧下さい。
シルバーバーチはキリスト教を「今や欲、利権にまみれて落ちぶれた宗教である」と酷評しています。
しかし、シルバーバーチの話の中にはイエスキリストに関する肯定的な記述があります。
どうやらイエスは「高級霊」の一人として、人類を救済するプロジェクトに関わっている、とのことです。
恐らくシルバーバーチは、イエスの思想自体は崇高なものとして認めてはいるが、人間の手に渡ったキリスト教が落ちぶれてしまったことに対して強く批判している様に思えました。
過去世のカルマと現世でのカリキュラムを理解することで病気が治った!?
シルバーバーチだけでなく、様々なスピリチュアリズムを学ぶ過程で
カルマとカリキュラムについて触れる機会が多くありました。
さぁ、これが本当の本題です。
人間は生まれてくる際に今世でやるべきカリキュラムを決めて生まれてくると過去ブログで解説しました。これは自分で決めて来たことですから、覚えていないとしても「魂」からすれば承知のことであると言えます。
しかしながら、「過去世での失敗」を「今世でやり直す」という「再履修」なるシステムが存在するんです。
どれが過去世の「再履修」でどれが今世での「必須科目」なのかこの二つの境目は残念ながら見分けがつきません。
つまり、又爺は過去世の失敗から「重篤な皮膚炎」になることを義務つけられ、そしてもう半分は自らの意思で「重篤なアトピー」と共に過ごす人生を決めて来たのです。
この二つの割合は実際のところ不明ではありますが
「見た目」や」身分」の違いから人を殺したり、蔑んだりした過去も「やり直し」の対象となります。魂を磨くことを目的に私たちは生きているので、本来の目的からかけ離れてしまった行動は完全に「やり直し」なのです。
これらのことがもし真実だとしたら?
これらのことを、深く掘り下げてみる価値があると、又爺は判断しました。
「学びの完了」が「病気の完了」を意味する!?
霊的な真実に基づいて、様々な憶測を立てていた又爺は仮説を立てます。
やり残しの再履修(カルマ)と今世のカリキュラム(必須)の全ての単位が取れれば、アトピーが治るんじゃないの?と。
いやしかし、勿論これは本当に簡単なことではありません。
人間の真理を理解し、「理」を全て簡単に理解出来るのであれば、そんな簡単な話はありません。
お釈迦様が般若心経の中で、この世界の「理」について説かれておりますが、我々人間にはとても難解で、全てを理解することは困難です。
悟りの境地に簡単に立てるのなら、人は今世で苦しむことはないのですし、その分「学び」も少ないでしょう。
しかし、ここで何が重要であるか。
又爺はある結論に達したのです。
私が病気を通して何を学んだのか
これに尽きるのです。
これが私が出した答えの一つです。
私は重度のアトピーを通して
耐えられない身体的、精神的な苦しみ、両親の愛や様々な病気の人の気持ち、支えて下さる方々の愛情、何気ない日常の素晴らしさ
それら全てをアトピーから学ぶことが出来たのです。
これらは私の人生を変えるほどの大きな実りの一つとなりました。
もちろん、これは「考え方の一つ」でしかありません。
であっても
「考え方の一つ」と素直に向き合い、深く考えることが出来るのか?
これが全ての答えに繋がっていると思えるのです。
「人の愛を知ること」
「苦しむ人の気持ちを知ること」
私が過去世から再履修したことです。
「家族の大切さを学ぶこと」
「生きることの素晴らしさを知ること」
「自分が学んだことを人に伝えること」
これが今世での必須カリキュラムとなっております。
これらの複合的な履修科目をしっかりと理解でき、実践出来た時
私の身体から「痒み」は消えていました。
最後に
40歳になった今、私は飲食業という職業柄「手荒れ」防止として今でも子供の病院で貰っている薬をつけていますが、それ以外、幼少期の様なアトピーの症状は一切ありません。
これで、全てのカリキュラムが終わったという訳ではありませんが、私が「アトピー」を通して今世で学ぶべき「履修」「カリキュラム」は終了したのです。
そしてその結果、アトピーである必要が無くなった。
この様に私は解釈しています。
これには全く科学的な根拠がありませんが、個人的にアトピーで苦しむことが無くなった現在、私は結果的に快適な毎日を過ごしているのです。
これを実践することは、もしかしたら難しいことかもしれませんし、人によっては簡単なことかもしれません。
もう一度お伝えします
大事なことは
「病気を通して学ぶべき」ことにしっかりと気付き
そこから沢山の「愛」を学ぶこと
そしてそのことに、しっかりと感謝をし
自分以外の誰かに還元してあげること
それが今回、私が皆様にお伝えしたかったことです。
また、世の中には私なんかの想像を絶する様々な病気を抱えていらっしゃる方々も沢山おり、私は上から目線でお伝えする気も全くございません。
今も尚、不治の難病と闘われていらっしゃる方も多くいることでしょう。
読んで下さってる方々の中には
「明るさだけが光じゃない」
「明るく生きることを強要されてる感覚」
この様に感じられる方もいるかも知れません。
しかし、又爺は経験したことを共有したい。
もし、この記事を読んで頂くことで、少しでも多くの方々が前向きな気持ちになって頂けたら、ブログを始めて本当に良かったと思えます。
皆様が少しでも幸せになれます様に
本当に心から願っております。
最後まで読んで頂き、本当に有難うございます!
又、お会い出来ることを楽しみにしております。
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